「もしかして、うちの子…?」
そう感じ始めたときの、胸がざわざわする気持ち。このページを開いてくださった方は、いままさにその中にいるのかもしれません。
この記事では、同じ道を通ったわが家の体験と、「発達障害かも」と思ったときに最初にできることを、順番にまとめました。
わが家の場合|「性格?それとも特性?」と迷った日々
わが家の末っ子は、きょうだいの中でいちばん明るくて社交的な、甘えん坊さんです。
でもあるときから、「これって性格?それとも落ち着きがないのかな?」と感じる場面が、少しずつ増えていきました。今まで「甘えているのかな」と受け取っていた行動も、急に不安の種に見えてくるのです。
うちの場合は、ことばの発音が不明瞭だったことから言語訓練を受けることになり、そのときに「ことばの出始めの遅れには、発達の特性が関係している場合がある」と教えてもらって、発達検査を受けることになりました。
幼稚園に伝えると「やっぱり」という雰囲気を感じたり、習い事先の対応が少し変わった気がしたり。親として複雑な気持ちになる場面もありました。だからこそ、同じ場所にいる方に伝えたいことがあります。
最初にできること4つ
①検索の沼から、一度離れる
「落ち着きがない」と気になると、つい検索してしまいますよね。私もやってしまいました。
でも検索結果に並ぶのは「落ち着きがない 原因」「落ち着きがない ADHD」のような不安をあおる言葉ばかり。子どもの良い面を検索することって、ないんですよね。検索するほどアンテナが「困りごと」だけに向いてしまうので、夜の検索はいったんお休みにしましょう。
②気になる場面をメモしておく
「いつ・どこで・どんなときに気になったか」を短くメモしておくと、園の先生や病院に相談するとき、そのまま伝えられます。記憶だけで話すより、ずっと正確に伝わります。
③身近な専門家に話してみる
園や学校の先生、市町村の保健センター、かかりつけの小児科。どれも無料で相談できます。「大げさかな」と思うくらいの段階で話して大丈夫です。
④相談・受診の予約は早めに動く
発達外来の予約は、想像以上に取りにくいです。わが家も初診までかなり待ちました。「受診するか迷っている」段階でも、先に予約だけ入れておくと、その間に気持ちの整理ができます。実際の初診のようすは、こちらの記事に詳しく書いています。
「特性」は、とらえ方で変わる
「落ち着きがない」は、見方を変えれば「好奇心いっぱいで行動力がある」です。
マイナス面ばかりにフォーカスすると、それが問題行動として目につくようになり、子ども自身も「ぼくはダメなんだ」と感じやすくなってしまいます。
特性そのものは、良いも悪いもありません。親が明るい面から見られるようになると、子どもへの声かけも自然と変わっていきます。そして、これだけは覚えていてほしいのですが、発達の特性は親の育て方のせいではありません。
この先の手続きや制度のことは、こちらにまとめています。
家庭でできることを探したいときは、家庭学習・通信教育という選択肢の考え方もまとめています。
→ 発達がゆっくりな子に通信教育は合う?家庭学習を始める前に考えたいこと
今日からできる小さな一歩
- 夜の検索をいったんやめて、気になる場面を1行メモする
- 園の先生か保健センターに「ちょっと相談したいことが」と伝えてみる
- 受診を迷っているなら、予約だけ先に入れる
「もしかして」と気づけたことは、お子さんを守る最初の一歩です。一人で抱え込まず、少しずつ進んでいきましょう。


