※この記事には広告が含まれる場合があります。
サ行がタ行になってしまう。何を言っているか、聞き取りにくいときがある。
子どものことばの発音が気になり始めると、「様子を見ていいのかな、それとも相談したほうがいいのかな」と迷いますよね。
この記事では、年長の末っ子が発達外来を受診したわが家の記録と、家庭でできる関わり方をまとめました。
わが家の経過|「見守り」から「受診」まで
末っ子は小さいころから、サ行がタ行になってしまうなど、ことばが不明瞭なところがありました。
上の子も滑舌がよくなかったけれど成長とともに気にならなくなったので、末っ子も「そのうち改善するかも」と見守っていました。
転機は、年長に上がる前。園の先生から「言語訓練が必要かもしれません」と話があり、そこから発達外来の予約を入れました。
ただ、この予約が想像以上に取れません。わが家が初診にたどり着けたのは、キャンセルが出て「1週間前に空きが出ました」と電話をもらえたから。もし迷っている方がいたら、予約だけでも早めに入れておくことをおすすめします。
発達外来の初診でやったこと(実録)
初診の内容は、事前に聞いていたより盛りだくさんでした。わが家の場合はこの流れです。
- 問診票の記入(事前に書いて持参)
- 問診票をもとにした聞き取りと、遠城寺式(えんじょうじしき)という発達検査:約1時間
- 医師の問診と、言語訓練を行うかどうかの相談:約30分
- 心電図
10時に始まって、終わったのは12時半。上の子のときはもっと簡単だった記憶があるので、正直驚きました。当日は時間に余裕を持って、子どもの好きなおやつや絵本があると安心です。
末っ子はことばの出始めもゆっくりでした(入園後に語彙が爆発的に増えたので、それ自体は問題なかったのですが)。その経過も踏まえて、発達検査を受けることになりました。
家庭でできる関わり方4つ
①言い間違いを直させず、正しい形でさりげなく返す
「タカナ」と言ったら、「言い直してごらん」ではなく「そうだね、サカナだね」と正しい音で返します。子どもは楽しく話しながら、正しい音を耳にためていけます。
②ゆっくり、はっきり、短く話す
早口だと、子どもには聞き取りが難しくなります。「ジュース、のもうね」のように短い文で、口の動きが見えるように話すと伝わりやすくなります。
③「教える」より「やりとりを楽しむ」
指さしや表情で伝えようとしたら、「ワンワンだね」「これがほしいんだね」と気持ちをことばにして返してあげます。ことばは、楽しいやりとりの中で育ちます。
④「理解する力」にも目を向ける
「お風呂に入ろうね」で立ち上がる、「絵本」と言うと持ってくる。話すことだけがことばの発達ではありません。どれだけ受け止められているかにも目を向けると、成長が見えてきます。
注意したい関わり方
言い直しの強要は、話すこと自体を嫌いにさせてしまうことがあります。また、「お姉ちゃんはもう言えたのに」ときょうだいや友だちと比べる言葉も、子どもの自信を削ってしまいます。発音は、口や舌の発達と練習で少しずつ育っていくもの。本人が一番がんばっています。
PR この記事には広告を含みます。
ことばで伝わりにくいときは、予定や手順を絵カードで見える形にすると、親子ともに毎日が少し楽になります。あわせて、関わり方を学べる本もおすすめです。
「発達障害かも?」と思い始めた段階の方は、こちらの記事もどうぞ。
今日からできる小さな一歩
- 気になる発音を1つだけメモする(サ行→タ行、など)
- 言い間違いは直させず、正しい音でさりげなく返す
- 受診を迷っているなら、予約だけ先に入れる
ことばの心配は、早めに相談すると親の安心につながります。見守るにしても、「専門家と一緒に見守る」ほうがずっと心強いですよ。

