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「歯みがきをしなさい」と声をかけても、なかなかうまくいかない…そんな経験はありませんか?発達がゆっくりなお子さんにとって、歯みがきは感覚や手順の面でハードルが高い活動のひとつです。今回は、毎日の歯みがきを「見てわかる」形でサポートする手順カードを無料で配布します。
歯みがきが難しい子どもたち〜どんなことが起きているの?
歯みがきが苦手なお子さんには、さまざまな背景があります。たとえば、
- 感覚の敏感さ:ブラシが口の中に入る感覚や、歯みがき粉の味・においが強い刺激になる
- 手順の難しさ:どこから磨けばよいか、何回磨けばよいかが分かりにくい
- 気持ちの切り替えが苦手:遊びや食事から「歯みがき」への切り替えがうまくできない
こうした特性があると、毎日の歯みがきが親子ともにストレスになってしまうこともあります。大切なのは「なぜ難しいのか」を理解したうえで、お子さんに合ったサポートを考えることです。
手順カードで「見てわかる」をつくろう
言葉だけで伝わりにくいとき、絵で流れを見せると、次に何をすればいいかが子ども自身に分かりやすくなります。それが「手順カード(視覚的スケジュール)」です。
このプリントでは、歯みがきの流れを6つのステップの絵で示しています。
- ① みずを いれる
- ② はみがきこを つける
- ③ うえの はを みがく
- ④ したの はを みがく
- ⑤ ぶくぶく うがい
- ⑥ かたづける
カードを洗面台の近くに貼っておくと、子どもが自分で確認しながら進められます。最初は一緒に確認しながら、慣れてきたら少しずつ自分でできるよう促してみてください。
プリントをダウンロードする
2種類を用意しました。お子さんの様子に合わせて選んでください。
対象の目安:3歳〜小学校低学年ごろ(発達の段階に応じて調整してください)
ラミネート加工して洗面台に貼ると、水がかかっても大丈夫で長く使えます。
PR:毎日の身支度を見える形にしたいときに
歯みがきだけでなく、着替えや朝の支度なども絵で見せたいときは、生活の流れを見える化できるお仕度絵シールが役立つことがあります。必要なご家庭だけ参考にしてください。
歯みがきをもっと楽しくするための工夫
手順カードと合わせて、こんな工夫も試してみてください。
- タイマーを使う:「この音楽が終わったらおしまい」と終わりの見通しを持たせる
- 好みの歯ブラシを選ばせる:好きなキャラクターや、子どもが選んだ色のものにする
- 磨き終わったらシールを貼る:カレンダーにシールを貼る達成感が、続ける力になります
- 声かけを肯定的に:「できたね!」「じょうずに磨けたね!」と小さな成功をほめる
感覚が敏感なお子さんには、歯みがき粉なしから始めたり、ブラシの硬さを変えてみたりするのも一つの方法です。焦らず、少しずつ慣れていくことを大切にしてみてください。
まとめ
- 歯みがきの手順カードは、「何をすればいいか分からない」という不安を和らげる教材です。
- 6つのステップを絵で見せることで、子どもが自分で進めやすくなります。
- 通常版とチェック版の2種類を無料でダウンロードできます。
- ラミネートして洗面台に貼り、お子さんのペースに合わせて使ってみてください。


