「見る力・考える力」を育てる
この活動は、どんな子にもやさしい取り組みです
点と点を結んで形を作るこの活動は、
特別な技術や準備がなくても始められる、
とてもシンプルな取り組みです。
線を上手に引くことや、
見本どおりに完成させることが目的ではありません。
見る・考える・手を動かす
この3つを、子ども一人ひとりのペースでつなげていくことを大切にしています。
点描写で自然と育まれる力
見る力(よく見て確かめる)
点の位置を探し、次につなぐ場所を確認する。
この繰り返しが、自然と「よく見る」経験になります。
急がず、ゆっくりで大丈夫。
目で追うこと自体が、大切な学びです。
手と目を一緒に使う力
点を見て、線を引いて、また次の点を見る。
この流れは、目と手を同時に使う練習になります。
まっすぐ引けなくても、はみ出しても問題ありません。
取り組んでいる時間そのものが、経験として積み重なっていきます。
形や空間を感じる力
四角や三角、斜めの線、重なり合う形。
描き進める中で、子どもたちは自然と
「形ができていく感覚」を味わいます。
理解する前に、まず感じる。
そんな学びの入り口として、とてもやさしい活動です。
順番を意識する力
「次はどこにつなぐ?」
「どこから描こう?」
考えながら進めることで、
順序を意識する力や、見通しを持つ経験につながります。
途中で止まっても、やり直しても大丈夫。
考える時間も、大切な学びの一部です。
落ち着いて取り組む時間
この活動は、自分のペースで進めやすいのが特徴です。
短い時間でも、
静かに集中する経験を積み重ねることができます。
小さな「できた」を重ねる
一本線が引けた。
ひとつ形が見えてきた。
それだけで十分な達成感があります。
完成しなくても、見本と違っても問題ありません。
やってみようとしたこと
それ自体が、大切な一歩です。
大人の関わり方のヒント
この活動では、
- 間違いを直さなくていい
- 見本と比べなくていい
- 最後までやらなくてもいい
という気持ちで見守っていただけると、
子どもは安心して取り組めます。
「ここまで描けたね」
「線、よく見てたね」
そんな声かけが、次への意欲につながります。
まとめ
点と線を使ったこの取り組みは、
どんな子にも開かれた、とてもシンプルな活動です。
上手さよりも、速さよりも、
その子が関わった時間と気持ちを大切にしながら、
日々の中に取り入れてみてください。


























