おうちで育てる子どもの数の感覚

子育て・療育

子どもの「数の概念」を育てるには?

ペットボトルのキャップを使った、やさしい数あそび

「数字は読めるけど、数が本当にわかっているのかな?」
そんなふうに感じたことはありませんか。

子どもにとって、数はとても抽象的なもの。
だからこそ、目で見て・手で触れられる教材が大切になります。

今回は、
丸の中にペットボトルのキャップを置いていく教材を使った、
数の概念の育て方をご紹介します。


数の概念とは?

数の概念とは、

  • 数字と量が結びついている
  • 「ひとつずつ数える」ことができる
  • 数が増えると量も増えると感じられる

といった、感覚的な理解のことです。

この土台があることで、
足し算・引き算、文章題へと自然につながっていきます。


教材の特徴:丸にキャップを置く

この教材では、

  • 上に数字
  • 下に数字の分だけ描かれた「丸」

があります。

子どもは、その丸の中にペットボトルのキャップを1つずつ置いていきます

この動きが、数の理解にとても大切な意味を持っています。


教材の使い方

① 丸にキャップを置いてみよう

まずは、数字を気にしなくて大丈夫です。

「ここにキャップを置いてみよう」
「丸の中に1こずつ入れてね」

と声をかけながら、
1つの丸に1つのキャップを置いていきます。

これは「1対1対応」といって、
数の概念のいちばん大切な土台になります。


② 置きながら一緒に数える

キャップを置くたびに、

「いち、に、さん…」

と声に出して数えます。

  • 目で見て
  • 手で置いて
  • 耳で聞く

この3つを同時に使うことで、
数が「記号」ではなく「実感」として入っていきます。


③ 数字と量を結びつける

すべての丸にキャップを置いたあとで、

「キャップはいくつある?」
「この数字と同じだね」

と、数字と量をつなげてあげます

数字を覚えさせるのではなく、
「この数字は、このくらいの量なんだ」と感じてもらうことが目的です。


④ 間違えてもOK

途中で、

  • キャップが余った
  • 足りなかった
  • 数え間違えた

そんなときも、訂正しすぎなくて大丈夫です。

「もう一回、ゆっくりやってみようか」
と声をかけるだけで、子どもは自分で気づいていきます。


キャップを使うメリット

ペットボトルのキャップは、

  • 大きさがちょうどいい
  • つまみやすい
  • 身近で特別感がない

という点で、数あそびにぴったりです。

「おもちゃ」ではなく、
生活の中のものを使うことで、
数がより身近なものになります。


数あそびは短時間でOK

集中できるのは、ほんの数分。

  • 1日5分
  • 楽しいところで終わる
  • 「できた!」を大切にする

これを積み重ねることで、
数は「勉強」ではなく「わかるもの」になっていきます。


おわりに

丸の中にキャップを置く。
それだけのシンプルな活動ですが、
そこには数の理解に必要な要素がたくさん詰まっています。

「数って、こういうことなんだ」
そんな気づきを、子ども自身が感じられる教材です。

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